60代、買ってよかったモノと始めて良かったコト6選

ー快適な暮らしと前向きな日々に向けてー

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60代、これからの暮らしは「無理せず快適に」「少しでも前向きに」

私がこの数年で出会って「これはよかった」と心から思えたモノとコトを、
6つに絞ってご紹介します。

モノ編1:枕

「最近、寝付きが悪いな…」「夜中に目が覚めることが増えた」そんなふうに感じること、ありませんか?

60代に近づくにつれて、私自身も睡眠の質が少しずつ落ちてきました。

若い頃は「布団に入ればぐっすり」が当たり前だったのに、
今はちょっとしたことで目が覚めたり、朝までぐっすりという日が減ってきて。

“睡眠が浅い”と感じます。

原因はひとつではなく、年齢、ホルモンバランス、日中の活動量、ストレートネック、
ヘルニア…
いろいろるんだと思います。

それでも「何か変えてみよう」と思って、枕を見直すことにしました。

  • 睡眠の質改善のひとつとして、自分に合った枕が大事

私はヘルニアのために整形外科に定期的に通院し理学療法を受けています。

そこの理学療法士さんに薦められた
山田朱織枕研究所 整形外科枕ドクターズピロー

私の枕 

自分に合った枕の高さを5mm単位で調整し、寝返りしやすいフラット構造です。

しっかり硬めです。

枕の高さ調節のための詳しい取り扱い説明書もついていますので自分でも簡単に調節可能。

睡眠の質が劇的に改善したわけではありませんが、寝返りしやすくなり、
「なんとなく楽に眠れた」と思える日が以前より増えました。
少なくとも今まで自分が使用していた数々の枕の中では一番良いです。

Amazonで購入しました。

  • 睡眠の質に影響するものは多要素あり
  • 睡眠の質改善には、自分に合った枕を利用することも検討してみても良い

モノ編2:健康グッズ

60代に入って、ストレッチでさえますますおっくうになってきました。

元々身体も硬く運動も嫌い…。

本当に身体は正直で、動かさないとすぐにあちこち固まってしまいました…。

  • 生活で使う筋肉や関節の部位は限られている。意識して他の筋肉、関節を動かす必要がある

そんな私が取り入れたのが、手軽に使える健康グッズです。

ストレッチボール、ヨガポール、フォームローラー、電動フォームローラー、
竹踏み、バランスボールです。

これらは、テレビを観ながら気軽に使えるのがポイント。

無理なく”ながらストレッチ”ができるので、習慣になりました。

使い続けるうちに、肩や背中のこりが少しずつやわらいできて、

「やらないと、かえって調子が悪くなるな」と思うように。

今では私の暮らしに欠かせないアイテムになっています。

健康グッズはがんばりすぎず、ゆるく身体を整えたい人にぴったりです。

  • ストレッチを習慣にして身体を少しでも柔らかくすると、怪我の予防にもなる

モノ編3:電動自転車

仕事をしていた頃は、自転車通勤でしたが、
平坦な道が多いので、普通の自転車で不便を感じることはほとんどありませんでした。

でも、退職をして自由な時間が増えた今、
「行動範囲をもっと広げたい」「思い立ったときにパット出かけたい」と思うように。

そんな私の背中を押したのが、電動自転車でした。🚲

  • 毎日の移動がラクになって、外出が楽しみになった

60歳の誕生日のタイミングで、自分へのプレゼントとして購入。

電動自転車の選び方

地元の大手サイクルショップで、いくつかの希望を伝えました。

・タイヤは大きめで安定感があること

・またぎやすいフレーム

・サビにくい車体

・バッテリーは容量大きく長持ちする

店頭でいくつか試乗し、車体の重さとと取り回しさを確認。
最終的に「これは母にも勧めたいですね」と店員さんが言った一台。

ブリジストンの電動アシスト自転車(約16万円)に決定しました。

使ってみての感想

最初に思ったのは「買ってよかった」ということ。

バスや地下鉄を使っていた距離でも、電動自転車ならスイスイ行ける。

車と違って駐車場の心配もなく、体力も使いすぎず快適。

なにより、時間に縛られず好きなときに移動できる。

私にとっては高額なお買い物でしたが、

行動範囲が広がり、気軽に外出できるようになったことで

満足度の高いコスパのいい買い物になりました。

こんな方におすすめ

・車の運転に不安を感じてきた方

・買い物や通院など、生活圏を少し広げたい方

・運動不足だけど、ハードな運動は続かない方

購入のポイント

・普通の自転車より結構重いのでできるだけ実物で試乗し、ハンドル操作や乗り心地、その他を確認する

・購入後のメンテナンス(無料定期点検があります)を考え、自宅近くのサイクルショップからの購入する

  • 電動自転車のように、生活が便利になる買い物は躊躇せず購入しよう

コト編1:カーブスに通い始めた

「Curves」(カーブス)は60代前後の女性の方にも支持されている運動施設です。

私は40代の頃に初めてカーブスに入会しました。平日は仕事、土曜日は家事、
日曜は休養という生活の中、
2回/週くらいのペースで通っていたと思います。

1年ほど続けましたが、1回/月の身体計測で筋肉量が入会時より減ったことが理由で退会しました。

「こんな30分だけの運動で肉がつくわけない。もっとしっかりしたスポーツクラブで筋肉をつけないと」
などと思い退会。

今思えば、当時もプロテインを併用していましたが、今ほど食事管理が徹底しておらず(筋肉をつけるには毎日のタンパク質摂取が大事)私は食事についてはタンパク質の摂取をあまり意識せず好きな物中心に食べていましたので、それが原因では、と思っています。

その後、セントラルスポーツクラブ、チョコザップ、と体験しましたが、コロナ禍を経て
何もしない時期も長く続きました。

  • 運動をしなかったツケは後でやってくる

徐々に体力も落ちた中、何か自分にあった運動を習慣づけたいという思いが強くなってきました。

カーブス入会前は

「自宅でできる運動のYouTube動画はたくさんUPされているし、

わざわざお金を払って通わなくとも一人で運動できるのでは」と思っていました。

実際、友人の中には自宅で一人で筋トレを続けている人もいますし。

でも、私には難しかったのです。

なぜなら、そもそも運動が好きじゃない。
できるだけやりたくない。

自分で運動を習慣化するには、強い意志と根気が必要です

私は三日坊主で終わり、自己効力感もだだ下がり…。

カーブス再入会のきっかけ

自分の体力と心に効果的な運動方法について模索していた頃、以前通っていたカーブスで「おかえりなさいキャンペーン」の看板が目に留まり、試しにまた通ってみようかなと思ったのがきっかけです。

久しぶりのカーブスは60代の自分にはきつかった💦

息切れしながらマシンを動かすのがやっとです。

カーブス入会後

私が通っているカーブスはビルの6階にあります。最初階段を登るのに一度4階で休まないと登れませんでした

9ヶ月たった今は、なんとか6階までノンストップで登れるようになりました。

少しは体力がついてきたのかな、と思います。

カーブスの会員さんの中には同じような年代の方がたくさんいます。「こんにちわ」と挨拶をかわす程度で、特に深い交流はありません。

でも、皆黙々と頑張っている姿を見ると

「みんなそれぞれ理由があって来ているんだな」と気づきます。

「私のように体力を落としたくないという理由で来ている方もいるんだ」と思うと

なんだか仲間意識が芽生えてくるのです。

そして、コーチは毎回「今日も頑張ってこられましたね」と声をかけてくれます。

これだけでも、とても励まされます。

月いちの身体計測では相変わらず筋肉量、体脂肪率は横ばいですが、40代の頃と違って代謝も落ちているし、ホルモンバランスの低下もあります。カーブス入会したのをきっかけにタンパク質も意識的に撮るようになったし以前よりは良い方法に向かっていると思います。

今のところ私にはカーブスが合ってるようです。

運動したいけど一歩踏み出せない方へ

最初から「これだ!」とぴったり自分に合うものに出会えたらラッキーですが、

多くの方はそうではなく、いろいろ試しながら自分に合うものを見つけています。

そうするうちに、「これが自分に合っている」と思える日がきっと来ると思います。

たま
たま

まずは気になることから始めてみるのがオススメ

60代はまだまだ伸びしろがある世代。

体力も習慣も、ゆっくりでも自分次第で変えていけるんだなと感じています。

  • 運動習慣は若い時からあるに越したことはないが、60代から始めても効果はある
  • 運動習慣は身体のみならず認知機能の低下も防ぐ効果がある

コト編2:山登りをはじめた

山登りは以前から興味がありましたが、一歩踏み出せずにいました。

しかし、体力の低下を実感する中で

「今やらないと後悔するかも。もしこれ以上体力が落ちたら絶対無理」と強く思い、
日帰り山登りバスツアーに参加しました。

  • 山登りという目標を掲げることで、日常の健康管理の意識がUPする

私が目指しているのは山小屋に泊まったり富士山に登たりするような本格的な登山ではなく、あくまで初心者向けのトレッキングが中心です。

登山靴やウエアなど装備も必要ですが、予算に合わせて工夫できます。

靴だけは自分の足にあったものを新調すると決めていたので私の好きなmonbelで購入しましたが、
インナーはリーズナブルにワークマンで揃えたり、レインウェアと登山リュックは娘に借りるなどして、
無理のない範囲で準備しました。

初めて登ったのは月山(がっさん)のふもと姥ヶ岳(うばがたけ)のフラワートレッキング。
女性の一人参加も多く、年齢層は高め。

一人参加の方の中には30代40代と思われる女性もちらほら。

私もこの年代の時から楽しんでおけばよかった、とちょっぴり羨ましくなりました。

フラワートレッキングと謳っていたので山の花を愛でながらゆるく歩くイメージで参加したのですが、

山道の高低差が結構ありきつかった💦

記念すべき初登山でしたが、天候も最悪で一応持参したレインウェアが大活躍

皆に遅れまいと必死でペースを落とさないよう登ったので、ガイドさんが話す花のことは耳に入らずじまいでした。

でも、山の景色やここでしか味わえない空気感は格別で

鳥のさえずりや山肌の緑のグラデーションなど360度自然のパノラマビューは一生忘れることはないと思いました。

ひどい天候の姥ヶ岳

次に挑戦したのは

「神の絨毯」と言われる紅葉がみごとな秋田、岩手、宮城の3県にまたがった標高1626mの栗駒山。

登山道はたくさんありますが、その中で最も道が整備されている宮城県側の標準ルートから登りました。

やはりこの日も悪天候で(雨に好かれているのでしょうか)したが、なんとこの天候が功を奏して雲海が!

自分たちも雲海を漂っている感じ。
その美しさと幻想さにとても感動しました。

紅葉と雲海の栗駒山

山では知らない人同士でも「こんにちわ」と自然に挨拶を交わします。
すれ違いざまにお互いの状況を教え合ったり、励まし合ったり、

その温かい雰囲気にもすっかり魅了されました。

頂上までゆっくり歩き約2時間。整備された道とはいえ、途中でリタイアする方が数名。

私も実は登頂目前でガイドさんから「下山しますか?」と声をかけられました。

確かに体力はギリギリ。

でも「ここでやめたら絶対後悔する」と思い直し、

強い気持ちで「登ります」と答え、無事登頂。

その頂上では、月山(がっさん)や鳥海山(ちょうかいさん)、蔵王連峰、早池峰山(はやちねさん)など周囲の山々が一望でき、紅葉の絨毯が広がっていました。

皆、「おおっ~!」と声を上げ、知らない人同士互いに顔を合わせて笑顔になっていました。

本当に登ってきてよかった、と思える瞬間でした。

まこり
まこり

山登りマンガは「すずともさん」!

  • 山登りは心身のリフレッシュに最高

コト編3:ブログを始めた

書くことが好きで、以前から興味があったブログ。

60歳を過ぎて、今始めなくていつ始めるんだ、と思い四苦八苦しながら始めました。

なにしろITスキルがないので始めるハードルがとても高かった・・・。

退職の記念で娘からプレゼントされたMacbook。使い方もよくわからないままの状況でした。

でも、今の時代とても便利なんです

YouTubeの動画でブログの始め方などたくさん出ています。参考にしたのはリベ大「ブログ教室」「ヒトデさんのYouTube」「ナカジさんのYouTube」です。

私はConoHa WINGのWINGパックで開設しました。

ブログは初期費用があまりかかりません。

設定し、初回投稿まで1ヶ月。

どの作業も初めてのことだったので、わからないことだらけでうまくいかない事も、途中で投げ出したくなることもありました。でも、少しずつわかるようになるととても楽しく、記事を書き終えて「公開」ボタンを押すたびに小さな達成感があります。

まこり
まこり

いくつになっても新しいことはとても新鮮で脳も活性化

ブログに興味があり、開設を考えている方はまず初めてはいかがでしょうか?

なにか始めるのに迷っている60代の方へ

60代になってからでも、何かを始めるのに遅すぎるということはないと思います。

山登り、ブログに限らず「やってみたいな」と思っていることがあるなら、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

最後までできなくとも、

そこまでできた自分、初めた自分はそれまでとは違った新しい自分です。

やった後悔より、やらなかった後悔のほうが大きい

「いつか、いつか」と思っていても、その「いつか」は永遠にやってはきません。

今、この瞬間に始めましょう。

📝

次回予告 


>次回は「60代、日々の健康を支える5つの習慣」についてお届けします

😊

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